ドイツの太陽光発電O&Mサービスが日本市場参入 国内企業と合同で展示会も
横浜環境デザイン(神奈川県横浜市)は9月2日~4日、インテックス大阪で開催される「第3回 関西太陽光発電システム施工展」に、今秋よりスタートするYKDホールディングスとして出展する。
傘下グループ会社として、太陽光発電所の認証に関わるO&M、テクニカルデュー・デリジェンスを行うアドラーソーラーワークス(神奈川県横浜市)と、BOSなど太陽光発電の周辺部材の販売業務を中心に行うSUN FORCE(大阪府茨木市)も参加し、3社合同で出展する。
各社の出展内容
横浜環境デザイン/太陽光発電所の用地募集・販売・仲介
アドラーソーラーワークス/受入検査・テクニカルデューディリジェンス、O&Mサービス
SUN FORCE/住宅用RECモジュールシステム販売&施工、遠隔監視システムスカイトロンの展示、二相ステンレス鋼架台SUSK-Z2の展示
アドラーソーラーワークスは、現場での出力測定やEL画像撮影ができるPVテストセンターを展示・実演する。肉眼では発見できないセルのマイクロクラックを高解像度カメラで可視化する。建設前のモジュール検査の重要性を解説する。
各社の特徴
横浜環境デザイン
太陽光発電専門の施工会社として設立。住宅用、アパート、マンション、公共産業用、メガソーラー案件と幅広く展開(2015年までの施工実績35MW)。現在は特にメガソーラー用地購入からファイナンス・販売・設計・調達・建設(EPC)およびオペレーションとメンテナンスに重点を置いて事業展開している。
アドラーソーラーワークス
ドイツのアドラーソーラーサービスと横浜環境デザインにより、今年5月に設立された合弁会社。欧州で長年の実績ある本格的なO&Mサービスを日本で初めて展開し、フルサービスプロバイダーとして、日本の太陽光市場に特化した専門的サービスを提供する。
SUN FORCE
前身のフォトボルテックの販売、施工研修事業を通して、太陽光発電関連商品の販売、太陽光発電システムの販売・施工、施工コストを下げるBOS商材の紹介などを行う。