ADLER SOLAR WORKS
ADLER SOLAR WORKS

NEWS

2016.06.02

日独合弁のアドラーソーラー、横浜に太陽光の研修施設をオープン

ykd1

ykd2


日独企業による合弁会社、アドラーソーラーワークス(横浜市)は5月30日、ドイツエネルギー機構(dena)の支援により、太陽光発電関連の研修施設「PVトレーニングセンター横浜」を開設したと発表した。太陽光発電所の設計・施工から運用・保守までトータルに担える人材を育成する。

 アドラーソーラーワークスは、太陽光発電システムの設計・施工を手掛ける横浜環境デザイン(横浜市)と、ドイツの太陽光事業関連会社ADLER Solar Services の共同出資により昨年4月に設立された。日本国内の太陽光発電所の施工から運用までサービス展開する。

 今回、開設した研修施設は、まずアドラーソーラーワークスの新入社員向け教育と継続的な研修を実施する。加えて、独自に開発したトレーニングカリキュラムを使い、業務提携している会社の技術者など、外部に対しても研修・教育サービスを提供する。

 「PVトレーニングセンター横浜」には、4タイプの太陽光パネル(16.2kW)を屋根上に導入した。設置したのは、米ファーストソーラー社の結晶シリコン型と薄膜・化合物型、ドイツのソーラーワールド社とREC社製の結晶シリコン型。パワーコンディショナー(PCS)は、ドイツ・SMAソーラーテクノロジー社製の分散型タイプを採用した。加えて、気象観測装置や遠隔監視システムも導入した。

 denaは、ドイツ連邦・経済技術省の外郭機関で、再生可能エネルギーや省エネ技術などの開発・推進、こうした分野でのドイツ企業の海外展開を支援している。今回の研修施設は、同機構が展開する「再生可能エネルギー推進プログラム」の一環として、資金支援の対象となった。

 具体的な研修内容は、(1)プラント設計、(2)発電量測定・シミュレーション、(3)竣工検査、(4)点検サービス、(5)予防・是正処置など。(3)~(5)については、講義による理論解説と実習から構成する。1~2週間のプログラムとなる。

 アドラーソーラーワークス社のゲラルド・ワットルバ代表取締役は、「日本ではこれまで太陽光発電所の建設に手一杯で、今後、運用面で課題が出てくる。これはドイツが経験してきたことだ。日本国内で効果的に人材を育成することで、運用面を含めた高度で均質なサービスを全国で提供できるようになる」と、研修施設の意義を強調した。